平成淀川花火大会(大阪市淀川区)H24.8.4
平成淀川花火大会は、大阪市淀川区にある阪急十三駅とJR塚本駅の間の淀川河川敷を打ち上げ場所として1989(平成元)年から8月第一土曜日に開催している花火大会で、2006年から「なにわ淀川花火大会」と名称変更となりました。運営委員会はボランティアの方で行われ、地元十三の人たちの手作りの大会ですが、企業等からの寄付により関西屈指の大型花火大会として知られています。大阪梅田のすぐ近くでの開催とあり、開催日当日は大変な人で賑わいます。

結婚後に大阪市内に住むようになってから、毎年のように家族で自転車で花火大会を見に行きました。しばらくは打ち上げ場所からかなり上流にある城東貨物線(現在のおおさか東線)の赤川鉄橋で見ていましたが、意外と綺麗に花火が見えたので満足していました。掲載写真のうち平成24年に撮影した分がその場所で撮影したものになりますが、手前の鉄橋が写る以外は完璧なロケーション(もちろん望遠レンズ必須)でした。

その翌年の平成25年は、思い切って打ち上げ場所付近まで行ってみました。下流に向かって自転車で進むと、阪急中津駅を過ぎた辺りから歩かないと通行できない程の人となり、すぐに混雑で進まなくなりました。すし詰め状態のまま何とか河川敷に行くと、丁度打ち上げ場所の真ん前に到着しましたが、意外と余裕で座れるスペースがありました。ラッキーだと思い真上に上がる迫力満点な花火を見る事ができましたが、風が強かったからか煙が邪魔をしてうまく撮影できませんでした。また、あまりに近すぎて花火のアップしか撮れず、やはり赤川の時のような周りの景色を含めた撮影の方が良いことに気づきました。

それ以降、少し離れた上流にある天神橋筋六丁目(長柄大橋)~中津付近で見るようになりましたが、いつもどの場所で見るかを決めないまま家を出発するので、場所探しに迷走していました。この辺りは下流から上流に向けて川が右カーブになっているため、花火がビルの陰に隠れてしまうことが多く、加えて安易に河川敷に入ると人ごみで戻れなくなるため、花火が満足に見えなかったこともあります。更に下流の海から上流に向けて浜風が吹くことが多く、上流で見ると煙で全然見えないことがほとんどでした。

子供が大きくなったこともあり(私が加齢で動くのが面倒臭くなったのもあるかも)、ここ3年は花火を見に行っていません。次に花火を見に行く時は、何とか下流から撮影してみたいと思います。