毘沙門堂付近(京都市山科区)R5.3.26
JR山科駅から毘沙門堂までは徒歩で15分程の道のりですが、道中も半分を過ぎた頃に琵琶湖疎水を超える小さな橋があります。その橋から東側(上流方面)に続く川に沿って、菜の花が植えられているのが目に入ります。この橋から琵琶湖疎水に沿って歩くと、途中300m程で疎水は左にあるトンネルを潜って山の向こう側に続いて行き、脇の遊歩道はそのまま真っすぐ続いて行きます。その別れ際までの間に、菜の花は両側に隙間なく植えられています。

菜の花は地元の方々がボランティアで植えておられるもので、桜の時期に合わせて菜の花も見頃を迎えるので、とても美しい風景が見られます。訪れたときは雨天であったこともあり、殆ど人の姿を見る事はなく、ほぼ独り占め状態で撮影していました。安全のための柵があるので、柵を避けた桜+菜の花の構図はなかなか難しいですが、橋から150m程進んだ右側に、柵を避けて桜+菜の花を撮影出来る場所があります。但し背後に家の屋根が若干入るので、位置取りや構図に注意する必要があります。

また、遊歩道の左岸側は道も広くて菜の花も豊富ですが、右岸側は菜の花の量が少な目で道も細いため、右岸側からの撮影は若干難しい面があります。いろいろこだわると撮影も難しいですが、純粋に綺麗な風景を撮影する意味で、柵が入るのも「生活の一部」として気にしなければ、とても楽しい撮影になると思います。

なお、先述の橋の西側(下流方面)にも桜はありますが、菜の花は橋を境にして全く無くなりますのでご注意下さい。