山田池公園⑨(大阪府枚方市)
H15.3.30他

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山田池の南側には花木園があり、傾斜のある芝生にツツジ・桜と共に梅が植えられています(別ページ「山田池公園⑦」に掲載)。一番南に梅園がありますが、視界が開けており身を隠す場所がないためか、梅園付近に猫が姿を出すことは稀でした。

秋も深まり、冬が近付く肌寒い日に山田池公園を訪れましたが、外は曇りで、人も猫も殆ど姿を見せない寂しい日でした。公園の外周を一周廻る形で梅園を通過していると、斜面の一番上から下を見ている茶猫を見つけました。他には何もないと思われましたが、その猫は斜面を一気に小走りで下っていきました。斜面の途中にある溝に身を隠した後、その溝の中を歩きながらこちらに向かってきました。溝の行き止まりまで辿り着き、上に上がってきたと同時に目の前の私に気づき、その場で座り込みました。

猫の可愛らしさもあり、また背後の傾斜のある芝生の美しさもあり、しばらく撮影をしていると、その猫はまた傾斜を登っていき姿を消しました。この猫は2年程前から花木園付近で姿を見せていましたが、特に花木園の下にある川付近や、花木園の南側の森付近にいることが多かったです。その日はたまたま誰もいない広場を走って見たくなったのか、運よく姿を見ることが出来たと思いました。

更に、梅園の南側には森があり、その辺りには一時期多くの猫が棲んでいました。森の東側が竹藪になっていて、そこを寝床にしている猫が昼間に出てくることが多くありました。付近は低い背の木も多くあったため、そこに身を隠している事もありました。散歩コースなので犬を連れて歩く人も多く、身を隠すにはうってつけの場所だったと思います。但し、ここに棲む猫達は、懐っこい猫が多い山田池公園の中でも、どれも警戒心の強い猫ばかりだったため、撮影に苦労をした場所でもありました。

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H19.5.12

H20.12.6
 
H15.3.30

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