山田池公園③（大阪府枚方市） H15.1.18他

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平成１５年1月の寒い日に山田池公園を訪れた際も多くの猫が姿を現わしていましたが、その中でも一際目立った猫がいました。全身真っ白のオッドアイで、体が大きく太いのが際立っており、目つきもキツいおっさん猫で、インパクトの強さではピカイチでした。当時の山田池公園の猫はかなり人慣れしていましたが、この猫は更に仰向けに抱っこしても全く動じず気持ちよさそうにしている程に肝が据わっていました。 しかし、見かけや度胸の良さの割に、他の猫以上にやきもち焼きの甘えん坊で、他の猫を可愛がっていると間に入ってきたり、遠いところからこちらを見つけてはわざわざ走ってきたり、私の嫁の腕に絡みついてきては腕枕で寝てしまったり、ギャップの激しい一面がありました。 平成１５年１月から同年１２月３１日まで１６回訪れたうちの５回で会いましたが、会うたびに違う場所にいることにも驚きました。他の猫は全てと言って良いほど同じ場所にいるのですが、この猫だけは広い公園内でも色んな場所に居場所を変えていました。人懐っこさと太っていた体から想像するに、餌を貰える場所を渡り歩いて多くの人に可愛がられていたのだと思います。

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