裏磐梯(福島県北塩原村)H9.10.15他    

曽原湖 H9.10.15
裏磐梯は磐梯山(1819m)の北側に広がる自然豊かな地域です。明治21年(1888年)の磐梯山の水蒸気爆発により多くの土砂や火山灰が飛び散り、川がせき止められたことにより300以上の湖沼群が形成されるようになりました。今ではその自然の美しさゆえに写真愛好家の聖地として知られています。

裏磐梯へ向かうには郡山方面から国道115・459号を通るのが一般的ですが、磐梯吾妻レークラインや磐梯山ゴールドラインの有料道もあり、雄大な風景を眺めながら訪れることができます。

湖沼の見どころとして、裏磐梯の最西にある最大の湖である「桧原湖」からは磐梯山と大きな湖との組み合わせが綺麗に撮影でき、桧原湖の脇にある「中瀬沼」は高台から森の中の沼群を望むことができます。また、県道2号を挟んで桧原湖の東隣にある「曽原湖」は湖面に浮かぶ小島が撮影のアクセントとなって綺麗ですし、桧原湖の南東にある「小野川湖」は冬の積雪時の風景がとても美しいことで有名です。更に裏磐梯の入口付近にある「五色沼」は複数の小沼の総称ですが、コバルトブルーに輝く湖面を見ながら散策コースを歩くことができます。

過去3度裏磐梯に訪れましたが、いくつかの美しい風景に出会えたものの、何故か残った写真はわずかでした。昔は構図のイメージを勝手に膨らましては、柔軟な考えが出来なかったのが仇になったと思います。長年再訪出来ていませんが、いつか再挑戦をすると共に、裏磐梯の中でもまだ行けていない場所にも行ってみたいと思っています。

曽原湖 H9.10.15

中瀬沼 H8.4.9

     中瀬沼 H9.10.15

桧原湖 H8.4.9

五色沼 H7.以下不明