種まき桜(福島県小野町)H28.4.17     
種まき桜は樹齢400年のエドヒガンザクラで、樹高13.5m、幹周4.6m、根元周5.3mです。小野町吉野辺字伊達内にあり、地元では「吉野辺の種まき桜」として親しまれています。開花によって種をまく時期の目安にしていたため、この名前がついているとのことです。昭和62年10月には小野町指定天然記念物に指定されています。

桜は国道349号沿いにあるのですぐに見つけることができます。三春町方面から小野町に向かい、磐越道小野ICに到着する少し手前に存在します。写真ではあまり大きくないように見えますが、それなりにしっかりした大きな木です。豊作を願う気持ちもあって、桜の後ろには祠が建てられています。

この桜は予め情報を仕入れておらず、偶然見つけた桜になります。小野町は付近の市町村と違い、あまり桜を観光資源として扱っていないようなので、桜巡りで小野町を巡る際は、情報を探す必要がありそうです。