むらやま公園(長野県松川町)R4.4.18
むらやま公園は、松川町の中央アルプスの麓に平成21年4月にオープンした、片桐松川の清流と親しめる南アルプスの展望が良い公園です。片桐松川の左岸にあり、対岸にある町営温泉施設「清流宛」には、川面に這うような傾斜のある石橋を使って行くことができ、水辺の自然と触れ合い・水遊びが楽しめるようになっています。また、広々とした芝生の空間では、散歩や自由な遊びで、伸び伸びとくつろげます。平成22年には遊具も設置され、お日様の下、子供たちが元気よく遊ぶことができます。年2回ほど、フリーマーケット「ふりーまるしぇ」も開催されています。

私はむらやま公園の存在は全く知らなかったのですが、別ページ「光前寺」を訪れるため中央道を走っていたところ、高速左手の山手側に桜が多く植えられている場所を見つけ、光前寺訪問後に立ち寄ろうと決めました。但し高速ICのどこから降りたら辿り着くのか分からなくなり、結局光前寺から中央道の山手沿いに、その場所を探しながらローカルな道を適当に走り続けました。結局光前寺の最寄りである駒ケ根ICからひとつ南隣の松川IC付近まで来た時に、運よくむらやま公園の入口に辿り着くことができました。

正直公園までの道は全くのローカルな細い道で、そもそも場所の名前すら知らない状態だったので、むらやま公園の看板がどれだけあったのか記憶がありません。公園駐車場には工事用の車が1台停まっていただけの寂しい状態で(雨天だったので仕方がないでしょう)、その場所に駐車したものの、見かけた桜がどこにあるか分かりませんでした。駐車場はちょうど中央道の高架下だったので、山手側へ歩くと、対岸に小ぶりながらいくつかのシダレザクラが点在しているのが見えました。しばらく上流に歩いた後、橋を使って対岸に渡りました。

少しせまい車道沿いに10本程の比較的見頃のシダレザクラが並んでおり、小規模でありながら傾斜のある芝生に咲いているため色んな角度から撮影でき、楽しく撮影ができました。公園入口まで行くと、「せせらぎの小径」と名付けられた短い遊歩道があり、黄色い花(見た事のある花ですが、名前が分かりません)が沢山咲いていて綺麗でした。最後まで誰もいない寂しい状態でしたが、それなりに撮影が出来たと思っています。

後で分かったことですが、「むらやま公園」と呼ばれる場所は、片桐松川の左岸のみで、「清流宛」のある対岸側、いわゆる桜が多くあった場所は公園ではないようでした。正確には違いますが、このページでは「むらやま公園」として紹介しておきます。