夫婦桜(福島県三春町)H28.4.16     
三春町はシダレザクラが多くある地域として有名ですが、特に町内にあるさくら湖付近には、有名な「三春の滝桜」を含むシダレザクラの巨木が点在しています。そのうちのひとつであるこの夫婦桜は、さくら湖北側の、一番大きい半島の付け根に位置する桜で、ひと際高い場所に咲いています。

桜の下まで行くと、桜まで導くかのようにいくつかの鳥居が連なっているのが分かります。シダレザクラの下には「日枝神社」という神社があり、その神社の両脇に二本のシダレザクラが咲いています。なお、写真では分かりにくいですが、右端のソメイヨシノは別の桜で、その左側に二本のシダレザクラがあるのが「夫婦桜」です。

推定樹齢は350年と言われているシダレザクラは何故か色がくすんでいて、隣のソメイヨシノと比べても花が暗めです。ピークが過ぎて花も痛んできているのかと思いきや、近くで見ても丁度満開のようでした。理由は分かりませんが、こういう姿なのだと思います。この日は風が強い日だったので、風になびく枝をスローシャッターで流して撮影してみたものの、うまく撮影できませんでした。

なお、この神社は高台にあるため、ここからはさくら湖を見下ろすことができます。