伯備線①(倉敷~伯耆大山間)R5.3.10

備中神代~足立間
伯備線については2ページに分けて掲載します。

伯備線は岡山~伯耆大山を結ぶ陰陽連絡路線の一つであり、同路線で事実上唯一の幹線です。陰陽連絡路線の中で初の全線電化や改良工事が行われ、複線区間が存在し同路線では最も運転本数が多いです。但し中国山地を越えていく路線で、倉敷~新郷間(岡山支社管轄)は高梁川水系、上石見~伯耆大山間(米子支社管轄)は日野川水系に沿って走行し、曲線と急勾配が連続する路線です。

運行形態は実際には岡山~米子間を結んでおり、特急「やくも」が約1時間間隔で運行されており、東京~出雲市間を結ぶ寝台特急「サンライズ出雲」も1往復運行されています。各駅停車については、倉敷~総社間は1時間に2本程、総社~備中高梁間は1時間に1・2本程、備中高梁~新見間は1・2時間に1本程となっています。次の新見~生山間は並行する国道181号から大きく外れたのどかな山間を走るためか、2・3時間に1本程で、下り列車は最大4時間の間隔がある時間帯もあります。なお、その先の生山~伯耆大山間は1・2時間に1本程となっています。

最近めっきり国鉄車両が減ったため、鉄道撮影のみを目的とした外出は平成25年1月6日の福知山線以来ありませんでした。当時は国鉄車両である特急「こうのとり」使用の183系が無くなるとの事で出かけましたが、正直183系と入れ替わる381系との見た目の違いが分からず、撮影の意味が見いだせない部分もありました。今回はその381系が新型車両と入れ替えが決まり、全国から同じ姿(素人なので車両の見分け方がアバウトです)の国鉄特急車両が無くなるという一大事に居ても立っても居られず、まだファンが殺到する前に早めの撮影に出かけました。

井倉~方谷間

井倉~方谷間

布原~備中神代間

布原~備中神代間

備中神代駅

生山~上石見間

黒坂~上菅間

黒坂~根雨間