堂山王子神社(福島県田村市)
H28.4.17
堂山王子神社は室町時代中期の建立で、坂上田村麻呂創建伝承の神社です。本殿が国の重要文化財に指定されており、入口正面の石段脇に桜はあります。樹齢約140年のシダレザクラで、前の道路に覆いかぶさるように咲きます。場所としては磐越自動車道の脇にあるような場所ですが、丁度船引三春ICと小野ICの真ん中(阿武隈高原SAの近く)にあるので、若干交通の便は良くないです。

国道349号脇に小さな看板を便りに細い道を入っていき、すぐ現れる坂道を上がった先に桜が出迎えてくれます。当日は曇りでしたが、この時は雨が止みました。スッキリしない天気だったせいか、周りには誰もおらず、一人占め状態で撮影しました。駐車場が若干数あるとは聞いていましたが、場所に気づかなったので道端に車を止めて撮影しましたが、恐らく先述の坂道を上がりだす手前に駐車場があったと思います。神社前の道は細いので路上駐車は避けた方が良いと思います。

桜は見上げて撮影するのが主になり、真下から眺めると首が痛くなります。下から見上げるとどうしても曇り空がファインダーに入ってしまう影響で、画像が暗めになってしまうため、露出を上げて撮影しました。風も強かったので、枝が風に揺れる姿の撮影にも挑みましたが、なかなかうまく取れませんでした。

あと、桜の前に電線が伸びていたのがとても残念でした。とても綺麗な桜だったので、観光名所の整備として、何とか電線の処理を考えていただけたらと思いました。