大龍寺(岐阜県岐阜市)R3.11.13
大龍寺はおよそ1300年前に開かれたと言われ、安元元年(1175年)に後白河法皇が胎児安泰の神様として菩薩像を安置したことから、子授け・安産等の御利益があると言われています。

その後500年前には廃寺寸前になったものの、その時全国行脚中の瑞翁禅師が復興のために達磨大使像を祀ったことから現在も「だるまの寺」として祈願だるまを授与したり「だるま供養」を行ったりしています。

紅葉撮影場所を選ぶ際にネットでドウダンツツジの紅葉がある大龍寺を選びましたが、想像ではかなり大きな寺だと勝手に想像してたのが、実際はそれほど大きくない寺でした。境内の裏山には数多くのツツジがありましたが、駐車場のある北側の山は赤くなっていないツツジもあり、寂しい感もありました。

拝観すると、絵画が並ぶ廊下を過ぎた先に中庭と庭園があります。中庭にも赤いツツジが彩られていましたが、若干狭苦しさを感じました。庭園は綺麗に苔むした先に見事なツツジの群衆がありました。訪問客は少なくじっくりと拝観できましたが、庭自体も狭く引きが取れないので、部分を切り取っての撮影になります。イメージよりちょっと暗い赤色だったので、もしかしたら見頃はもう少し先だったのかもしれません。